カネと格言
相場格言には、お金にまつわるものが数多くあります。ある時期がくれば支払いにあてる資金を流用したり、資力を超える投資をすることをいさめています。
米相場時代の格言にも「義理ある銀子で商いすること、大いに心得違いなるべし」と、支払期限付きの資金の流用を強くいさめています。また、自分のお金で投資する場合も「商いをする時は、何程の金高で売買すべきか、分限に応じて定めるべし」という具合に、自分の資力に合った投資の大切な事を指摘しています。
ここでは、お金にまつわる代表的な格言を紹介します。
備えあれば迷いなし
相場につぎ込んでしますと、株価が値下がりしたときに身動きが取れなくなります。信用取引をしていて「追い証」がかかるようになったら、投げるより他なくなります。それに資金不足は心理的に圧迫となり、相場観を狂わせる事にもなりかねません。
資金に余裕があれば、じっくり回復を待つ、あるいはナンピン買いを入れることも出来ます。
いのちのカネに手をつけるな
子供の大学入試や結婚式までにまだ半年以上もある、あるいは手形の決算期日に間がある、といった類のお金が「いのちのカネ」です。このお金に対して、相場つきもいいのでこの間にひと稼ぎ、などといった考えを絶対に起こしてはいけません。順調に行くかに見えても株式投資にはアクシデントがつきものだからです。
相場のカネは出し切るな
資金の全部をつぎ込んでしまうと、相場が運悪く値下がりしたときにナンピン買いなど適切な対応が出来なくなります。余裕のある投資の必要な事を説いています。


