ボリンジャーバンドは、一定期間の移動平均線を描き、その上下にそれぞれ2本の標準偏差のラインを加えたものです。上2本(+1σ、+2σ)、下2本(−1σ−2σ)の線に挟まれた部分をバンドといい、値段はバンド内で上下すると考えられています。この指標には、統計学の標準偏差と同じ考えが利用されています。学生時代、試験のときに出されていた偏差値と同じ原理で、平均値に近くなるほどデータの分布数が多く、平均値から離れるほどデータの分布数が減るというわけです。
ボリンジャーバンドが示す「買い時・売り時」および示唆する内容は以下のとおりです。
@値段が移動平均線−2σを下抜けたら「買い時」
A値段が移動平均線+2σを抜けたたら「売り時」
ただし、これらのサインは新規にポジションを持つのではなく、利食いや損切りに用いるほうが得策と言われます。値段がバンドの端を上抜けた後、さらに上昇する事もあれば、あるいはバンドの端を下抜けた後、さらに下落する事もあるからです。またバンドの幅が狭くなった後は、新たなトレンドが形成されやすいので、バンドの幅も注視する必要があります。


